2012年9月7日金曜日

ホームページ


お久しぶりです!!

今現在研究会を少しリニューアルして行くという計画が進められています!!
そこでホームページを立ち上げようと思っていて、そこから今よりもっと情報を発信していけたらと
考えていますので、今後とも宜しく御願いします!!

牧野

2012年8月18日土曜日

夏合宿

湯浅です。

 アメリカンフットボール部の夏合宿で、8/6~8/13まで北海道のキロロリゾートに行ってきました。
 私が赴任した当初は鳥取県の大山で合宿を行っていましたが、5年ほど前から北海道で合宿をするようになりました。

 最近ではラグビーや陸上競技を中心に、北海道で合宿を行うチームや選手が多いようですが、
最大のメリットは何といっても気温と湿度だと思います。
 到着初日の練習は小雨のパラつく生憎の天気でしたが、気温は15~16℃程しかなく肌寒いくらいでした。合宿期間を通じて平均的に20℃前後、湿度も60~70%程度と運動をするには最高の気候です。

 また、宿泊先で提供される食事も合宿とは思えない程充実しており、トレーニング期で作り上げた身体をしっかり維持しながら、毎日の練習に取組むことが出来ました。
 
 いよいよ、あと2週間でリーグ開幕となります。
 夏合宿で高めたチーム力を結集して、1試合毎に成長しながら覇権奪還を目標に頑張りたいと思います。









2012年7月28日土曜日

Rits Athletic研究会無事終わりました!

湯浅です。

猛暑の毎日ですが、読者のみなさんお元気でしょうか?
ブログの更新が滞りがちで申し訳ありません。

7/15日になりますが、第9回 Rits Athletic研究会が開催されました。
当日は、多くの学生をはじめ、現場の指導者、TR、研究者、他大学からの参加者などで
熱いディスカッションを重ねる事が出来ました!
研究会の開催は今回で9回目となりましたが、回を重ねる毎に発表内容も多様性に
富んだものとなってきました。
次回は10回目となる節目の開催になります。
我々も今後の研究会の方向性を打ち出すような、素晴らしい内容のものにしなければと
考えていますので、楽しみにして下さい。



2012年7月12日木曜日

前期終了! 測定~自主トレ期へ

衣笠キャンパス、田口です。
男子サッカー部は前期全日程が終了し、
戦績は以下の通りとなりました。
 

ATOP)チーム・・・344分 10

B1チーム・・・・・・ 441分 5

B2チーム・・・・・・ 260分 8

Cチーム・・・・・・・・153分 8



選手は懸命に努力しましたが、上記の様に厳しい結果となりました。
しかし、勝負は1年間の戦績です。
夏季強化期は課題を抽出しつつ、
各体力要素を落とすことなく、さらに厳しい練習に励みたいと思います!



これで、チームは10日間ほどの自主トレ期間に入ります。
その前に形態・体力測定とフィールドテストを実施し、
試合期の体力維持・強化が妥当だったかを判断します。
今年度は時間的な都合で、測定種目を削ることとなり、
以下の項目を測定しました。



●体力・形態測定

  体重、体脂肪率

  周経囲(胸部、腹部、臀部、大腿部、上腕部、下腿、前腕)

  スクワット(1RM

  ベンチプレス(1RM

  レッグエクステンション(3RM

  レッグカール(3RM

  懸垂

  背筋力

  垂直跳び

  立位体前屈

●フィールドテスト

 ・  10

  20

  YO-YOテスト(Intermittent recovery test level2) 

*現在、数値を入力中ですがYO-YOテストはかなり向上している様です。



最後に、話は変わりますが715日(日)は
びわこ・くさつキャンパスにて
立命館大学アスレティック研究会が開催されます!
皆様、是非ご参加下さい!



日程:715日(日) 13-18
場所:立命館大学琵琶湖草津キャンパス内 ラルカディア1階

スピーカー:
陰田 朋世 活動報告 立命館大学 女子陸上アスレティックトレーナー
藤田 まり子 龍谷大学アスレティックトレーナー
テーマー:機能的翼状肩甲を呈した症例とその検討(仮)
時間:30+質疑応答
松生 香里 先生 立命館大学スオーツ健康科学部
テーマー:スポーツ選手のコンディショニング指標としての免疫:                          女子長距離選手のケーススタディから
時間:60+質疑応答

中村(学生):活動報告
RAM:決意表明

費用は無料ですので、もし興味のある方は下記まで連絡ください。

2012年6月29日金曜日

新しいプログラム


こんにちは。ラグビー部トレーナーの松本です。早いもので春シーズンも残り1試合を残すのみとなりました。今シーズンは手術を必要とする大きなケガもありましたが、全体としては顔面の骨折が多かったシーズンでした。顔の骨にはかなり薄い部分もあるので、頭部を強打すると簡単に折れてしまうことがあります。体のほかの部位についてはトレーニングをたくさんして体を強くすることで傷害を防ぐことはできるのですが、頭部については鍛えようがないのでなかなか対策をたてることができません。ラグビーは生身の体をぶつけ合うスポーツであり、頭部を強打する可能性も多くあります。
いい意味でとらえればそれだけ全員が体を張ってがんばっているということだと思います。顔の骨折は症状がすぐに出ず、判断が難しい場合もあるので、現場においては十分注意して対応していきたいと思います。

さて話は変わって、今年から立命館大学スポーツ健康科学部では「グローバル・アスレティックトレーナー・プログラム」という画期的なプログラムが始まろうとしています。
どんなプログラムかというと、簡単にいうと立命館大学に所属していながら、アメリカの大学のATCプログラムの授業をオンラインで受け、日本に居ながらATCの受験資格を得ることができる、つまり、ATCの資格を取得することができるというものです。専門の講義はアメリカの大学のものを受けるわけですから、もちろん英語です。現場実習については私たちATCのもとで活動をすることで得ることができる(予定)というものです。
現在アメリカでは大学生の現場実習の時間がすくなくなり、できることも限られてきているようです。私がアメリカに渡ってATCの勉強をしようと思ったのは、もちろんアメリカのほうが当時スポーツ医科学が進んでいたのいうのもありますが、現場実習がつめるということが1番の理由でした。が、時代も変わってきたようですね。
立命館大学のこのプログラムでは授業で習ったことを現場で実践する機会を多く与えることができるのではないかと思います。今のアメリカの現状を考えると、日本でATCの資格を取り、その後GAとしてアメリカの大学院に入り、さらに現場を学ぶというのも悪くないと思います。
学費も抑えらるというメリットもありますし。

まだまだ解決すべき問題はあるみたいですが、このプログラムが始まり、質の高いATCが育っていってくれるといいです。

さて、2週間後の7月15日に恒例のRitsumeikan Athletic 研究会を開催します。今回も興味深い内容の講演がありますので、お時間がありましたら是非参加してください。
お会いできるのを楽しみにしています。

2012年6月20日水曜日

春の大会⇒けがの話

各部の春のシーズンが終わりつつあります。
柔道部は今週末、
全日本学生優勝大会、前半戦のしめの大会です。

私の担当しているチームの結果

○女子柔道部
関西学生優勝大会3

○女子バスケットボール部
全関西女子学生バスケットボール選手権大会3
西日本学生バスケットボール選手権大会5

○女子フィールドホッケー部:
関西学生春季リーグ優勝
大学王座決定戦1回戦敗退

 厳しい現状が突きつけられた春の大会となりました。

この中で、今シーズン悩まされているのが、けがの現状です。

特にどのスポーツでも前十字靭帯の損傷が多くでました。
女子スポーツ選手にとって切っても切り離せない大きなけがです。
我々ストレングスコーチであれ、
アスレティックトレーナーであれ、
0に近づけるために最新の情報を得、
細心の注意を払い、
予防に取り組む必要があります。
トレーニングの目的のひとつは
けがの予防であることは間違いありません。

ただ、スポーツは常にけがというものと隣り合わせですから、
現時点で0にすることは不可能なのかなと思っています。

大事になってくるのは、けがをした後、
失敗した後にどう取り組むか。
いつまでもけがをしたことにウジウジし、
練習できないことに焦り・申し訳なさ…
などをもっていれば、負のスパイラルに陥るだけです。

これまで取り組めなかった自分の弱さの克服をする
神から与えられた試練であり、
チャンスなのだと思います。

けがをすることで自分の弱さを知り、
人の温かみを知り、
強靭な精神力をもって復帰すれば、
これまで以上の成果を得られることもあるでしょう。
すぐさま、成果として現れてなくとも、
社会に出た時に必ず役に立つことでしょう。

そこを陰でサポートすることがトレーナーの役割なのだと思います。
そのためにもしっかりとした知識をもち、
選手と向き合わなければなりません。

けがで辛い思いをし、
辛いだけで終わり、
そのスポーツを嫌になって終ってしまうような選手が一人でも減り、
スポーツの楽しさを感じてもらえるような取り組みを
いつまでもできるようにがんばりたいと思います。
これが私の仕事の最大の意義であることは
これまでもこれからも変わらないような気がします。

2012年6月11日月曜日

The Female Athlete Triad

まずはじめに、ストレングスコーチ陣のみなさま優秀トレーニング指導者賞の受賞おめでとうございます。このようなスタッフとともに仕事をさせていただけることを感謝しています。

さて、今回はFemale Athlete Triadをテーマにしたいと思います。
より多くの女性がスポーツに参加するようになることで、トレーニングによる身体能力の向上という効果とともに女性選手ならではの疾患も増加しました。
そして、1992年にAmerican College of Sport Medicine (ACSM)が 
1.  神経性食欲不振症
2. 運動性無月経
3. 骨粗鬆症
をFemale Athlete Triad (女性競技者三主徴症候群)として提唱しました。

私も学生時代にこのトピックを学んだのですが、2007年にこの見解が変更されていました。
そして、
1. エネルギーバランスの状態
2. 月経機能
3.   骨密度
以上の3つの相互関係を指すようになっています。

疾患というよりは女性競技者のコンディションの三つの要素ととらえるようになったのではないかと思います。
一つ一つが疾患のレベルまで陥っていなくても、相互に影響し合うことでコンディションが大きく変化していきます。

最近の調査からも女性選手の月経周期異常は増加傾向にあることがうかがえます。
中には大学の女子体操選手の月経周期異常は73%にも及んだ(瀬尾ら、2011)という報告もありました。

これはトレーニングの負荷だけでなく、ウェイトコントロールでエネルギーの摂取を控えている選手はリスクが高くなると思います。

そして、月経機能の低下は女性ホルモンが影響していますので長期に渡れば骨密度が低下していくことも予想できます。

疾患になってからの対処では遅いと思いますので、現場にいる私たちが正しい情報を提供して女子選手が健康に競技を続けられるようにサポートしていきたいと思います。

陰田 朋世