2011年2月22日火曜日

寝返り

湯浅です

先日、5ヶ月になる息子が一人で寝返りするようになりました。
数日前から兆候があったのですが、出来た時にはやはり嬉しかったですね。

職業柄、子供が産まれてから発育や発達に興味を持って成長過程を観察しているのですが、
我々成人のようにトレーニングをしている訳でもないのに、日々筋力や運動能力(平衡感覚等)が
発達していく過程は不思議でなりません。
(この時期は毎日寝るか、おっぱいを飲み、ウンチをする事が日課です)

この世に生を受けてから毎日重力を受けながら生活しているので、
その事が影響して筋力は発達しているのだと思います。
生後5ヶ月だと恐らく3頭身程度だと思いますが、バランス的に頭部が断然重いです。
毎日生活していれば、それを支持している筋群(頸部、背部や腹部など)が発達する訳です。

また両脇を支えて立位にさせると、当然ながらまだ自立は出来ませんが
バランスを保とうと必死に体勢を調整しているのが分かります。

乳児は成人よりもインプットされている情報量は少ないながらも、成人と同様に筋紡錘や腱紡錘といった固有受容感覚器が、日々学習を繰り返している事を実感しています。

これからの成長過程で多くの発見や体験をする事と同時に、自分がこれまで指導経験から得た
知識を息子にフィードバックしながら、どのように成長していってくれるかが楽しみです。


0 件のコメント:

コメントを投稿