2011年12月26日月曜日

JATI研修・交流会

湯浅です

先日、JATI(日本トレーニング指導者協会)研修・交流会に衣笠キャンパスの田口さんと
一緒に参加してきました。
自身の研鑽目的もありましたが、今回は研究成果のポスター発表をするのがメインでした。

久しぶりのポスター発表でしたが、参加者の方々と有意義なディスカッションが出来ました。
トレーニング指導者をはじめ、他大学の先生方も多く参加されていたので、貴重なご意見を
頂けたことは、今後の自身の研究に活かせそうです。

研修会の内容は、座学、実技と今回も盛り沢山で直ぐに実践出来る内容から、
応用編まで非常に多岐に渡った充実した内容でした。
東京までの往復交通費、宿泊費を考えても美味しい内容でした。

今回はトレーニング指導者として自分が駆け出しの頃、一緒に研修した仲間達にも沢山会えました。
活躍する現場もJISSでオリンピック代表の専属コーチ、大学教員、パーソナルトレーナー、プロチームなど様々ですが、皆さん非常に良い顔をして仕事してました。
仲間からエネルギーを沢山頂いて帰ってきましたが、自分も人々にエネルギーを与えられるような
良い仕事をしたいと誓って来年頑張りたいと思います。

読者の皆様も、目標に向かって良いお年をお迎えください。

今年1年

こんにちは!!牧野です! 
今年も気がつけばあっという間に終わったなぁ・・といった感じですが、皆さんはどうでしたか?
私も東さんみたいにこれから何か目標を作りたいと思います!!

このチームに来て私も2年たつんですが、このトレーニングはこのチームには手ごたえがあるとか、これは改良した方がいいとか、少しづつですが、毎年いいものを提供できるような気がします。

来年もすでにこのチームに必要なアイデアが産まれています!!今からが楽しみでしょうがないです!!
アイデアといってもいかに基本的なことをしっかりと落とし込むかなんですが・・・・

すいません・・あまりネタが無くてまだこの休み中に仕込んでおきます!!

今年ブログが回ってくるのが最後だと思うので、今後ともこのブログならびに、立命館アスレティック研究会を宜しく御願いします! 良いお年を!!

※第8回研究会は1月15日に開催されます!!また詳細をのせます!!

2011年12月24日土曜日

Christmas Eve. 2011

アスレティックトレーナーの東です。

今日が今年最後の公式練習です。
とりあえず一年を締めくくる日になりました。

が、すでに来年の目標を一つ立てました。
「ハムストリングの筋挫傷I&II度(肉離れ)を2週間以内に復帰させる」です。
シーズンが終了してしまってから、色々と本を読んだり文献を読んだりしてて、
偶然見つけた記事だったのですが、面白そうなので試してみようという気になりました。

そいつは、「A Novel Rehabilitation Protocol」というものです。
ハムの筋挫傷はいつも私の頭を悩ませる存在で、復帰までに時間がかかり、再発のケースが多く、怪我した選手も怖くて走りたがらず、いっつもリハビリを考えるのが大変でした。
そこで見つけた新しいリハビリ法、私にとっても、怪我した選手にとっても、学生トレーナーにとっても、今までの現状を打破しなければいけないチャレンジになると思います。
しかしこうやって毎日チャレンジしなければ自分の進歩はありません。また選手にとっても利益になりません。(だから、僕らATCは2年間で50時間以上の勉強を義務づけられてます。)

みなさんも正月まで待たずに、年内に来年の目標を立て、すぐに実行に移しても良いかもしれませんよ。

それでは、Merry Very Christmas & A Happy New Year.

2011年12月13日火曜日

シーズン終了と自主トレ期

衣笠キャンパス田口です。

1126日(土)が男子サッカー部の最終戦でした。
最終戦では勝つことができなかったのですが、応援団・チアリーディング部、硬式野球部、関係者皆様のご声援、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

4月から11月までリーグ戦全22試合を戦い、8122引き分けで8位という結果となりました。従って、3位入賞が条件である、1218日からの全日本大学選手権には出場することができませんでした。

厳しいシーズンでしたが、4回生が下を向くことなく、声を出し、緊張感とあきらめない雰囲気を維持できたことは賞賛に値します。今後の人生で壁にぶつかった時も乗り越えていけると強く感じました。

これで2011年度のシーズンは終了し、今週から約1ヶ月間は自主トレ期間となります。
自主トレ期間中のポイントは①心身の疲労を取り、リフレッシュする②傷害部位を治し、患部周辺の強化を図る③体力の維持⇒有酸素性持久力:週3回、ウエイトトレーニング:週23回を実施することです。トレーニング具体例は以下の通りです。
FP
1.ロング40分を週3回実施。従って約8km×3回=24km1週間で走ります。
自主トレ期間1ヶ月として、24km×4=約100km
   
2.腹筋50×6セット。1300×30日=約1万回!
3.ウエイトトレーニング週23回実施。筋肥大期(プログラム省略)
GK
1.ロング40分(8km)と100mダッシュ×15本を交互に6回ずつ、計12回実施。
50km100m100本!
2.腹筋とウエイトトレーニングはFPと同様。
チーム解散前に体重・体脂肪率を計測し、約1月後に集合した時に筋量ではなく、体重が(体脂肪率が上がり)2kg以上太っていた選手に関しては毎日20分間走のペナルティーが課せられます。
 
昨年はチーム始動時に怪我人を多く出してしまった失敗がありました。この自主トレ期間中に体力をしっかり維持すること、体力強化プログラム前に緩やかな準備期間を設けることが重要です。
来季に向けて、選手・スタッフ共に良い準備をしたいと思います。

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2011年12月7日水曜日

来季に向けて

湯浅です。

 先日、関西学生アメリカンフットボールリーグ最終戦が行われました。
既に読者の皆さんはご存知だと思いますが、関西学院大学に7-37で敗れました。
これをもって2011年のシーズンが終了、4回生引退となりました。
4回生は負けて引退する事で、それぞれ思う事があると思いますが、
これを糧にして、社会でも活躍出来る人間に成長して欲しいと思います。

 さて、3回生以下のメンバーは心新たに来季に向けての取り組みを始めています。
負けた年の冬季トレーニングがどうなるのか?は本人達は勿論の事、読者の方々も
容易に察しがつくと思います。
 試合で1対1でフィジカル負けしていた者などは、覚悟を持って臨んでいる様子です。
私も選手達のそういった気迫に負けないように最善のトレーニングを指導するつもりです。

 彼等にとって学生生活の4年間は、人生の中では短い4年です。
しかし、今後の人生にとって最も濃密で人間形成に大きく影響を与えるような
4年間にして欲しいと常々思っています。
 
 なぜ、苦しくて辛くて、痛いフットボールをやっているのか?
 なぜ、苦しくて辛くて、痛いトレーニングをやっているのか?
 なぜ、学業とフットボールを両立させなければならないのか?
単純に好きだから、面白いから、学生だからでは、頂点には立てない筈です。
こんな時期だからこそ、しっかりと自分自身と向かい合って何が自分に足りないのか?
何が、チームに欠如しているのか?をもう一度再考して欲しいと思います。

 一流の結果を求めるのであれば、取り組み、行動、思考すべてにおいて
一流にならなければならないと思います。
 
※教訓
 一流選手は自身に挑戦し、技術や精神力の向上を「楽しみ」とするから結果に動じない。
 二流選手は試合結果に「楽しみ」を求めるため、負けると落ち込む。
 三流選手は手を抜き、楽をする事が「楽しみ」だと錯覚しているので向上がない。

指導する側の自分ももう一度原点に還って、選手達ともう一度頂点を目指そうと思っています。

2011年12月6日火曜日

皮膚

こんにちは。ラグビー部トレーナーの松本です。早いもので今年も残すところあと1ヶ月になりまた。今年も1年あっという間でした。やはり1日1日、1秒1秒を大切にしていかないといけないなといつもこの時期になると考えさせられます。

さて、今日は最近僕が読んだ本を紹介したいと思います。皮膚に関するものなのですが、皮膚というのは奥が深い。にもかかわらず、あまり研究がなされてこなかった分野ですが、これからきっと研究が進んでいくだろう分野だと思っています。実際僕らトレーナーも皮膚の外傷はもちろん、処置やケアをするときにかならず触れるのが皮膚です。実際に本の中にも書いてあるのですが、皮膚、なかでも表皮はいろいろな刺激を感じ取ることができるそうです。僕の今まで教わってきた知識からすれば、真皮にある抹消神経が外からの刺激を感受し脳へ信号を送るというものですが、実際は皮膚自体が下界からのいろいろな刺激を感じることができるそうです。表皮と神経は同じ外胚葉から分化する組織です。そして表皮は下界と体の境界にある組織です。そういった刺激を感じる機能があっても不思議ではないし、考えてみれば当たり前かなとも思うのですが、こういうことを科学的・生物学的に説明をされるとかなり納得できます。

皮膚の生理学的特性を理解し利用することで、さらに効果的な治療やトレーニングができるはずだし、逆に今まで効果のあった治療法の科学的根拠が見つかるとも思っています。
この分野のさらなる進歩を期待しています。

また、もう一つの本では、創傷治療の問題点から始まり、医学会のパラダイムについても面白い話が書かれています。実は今現在行っている医療行為には科学的な根拠のないものが多く存在し、その最たるものがきずの治療であり、消毒という行為なのであると書かれています。ここだけを読むと懐疑的に聞こえますが、実際にこの本を読むと納得できると思います。
本の中でも書かれているのですが、僕らはいままで傷を消毒するように教わってきました。そうしないと感染し化膿すると。しかし、例えば、切れ痔などは肛門が傷ついて出血も起こっているのに、消毒しなくても感染もしなければ化膿もしない(実際に肛門の手術をしても術後の消毒はしないそうです)。あれだけ細菌がある場所なのに、なぜなのか。つまりは傷は消毒しなくても感染することはないということを科学的根拠を示して説明しています。

ぼくらが普段なにげなく行っている行為にも実はそういうものたくさんあるのではないかと思います。やはり大切なことはなぜそれをするのか、これが本当に最善の方法なのかを常に考えることだと思います。医学にしろ科学にしろ日々進歩しています。今日正しかったことが、明日間違っていることもあるはずです。
そういうことを考えさせられる本なので、是非一度読んでみてください。

賢い皮膚:傳田 光洋 ちくま新書
傷はぜったい消毒するな:夏井 睦 光文社新書


2011年11月29日火曜日

講道館杯

柔道部トレーナーの柳田です。
先日、講道館杯という全国各地の強豪選手が争う大会が行われました。
2012年に行われるオリンピックの1次選考会ともなる大会です。
いよいよこの大会まできたかという想いでした。

日本の柔道は、
オリンピックにおいてメダルしかも金メダルが求められる競技です。
柔道部の監督もいっていますが、
日本のトップであることは、
限りなく世界のトップに近づける競技なのです。
その大会に本学の学生がどこまで挑戦できるのか。

私は、バスケットを中心にこれまでサポートをしてきましたが、
学生でチャンピオンとなっても、
実業団相手の試合では全く歯がたちません。
バスケットボール女子日本代表のほとんどが高校卒業後、
すぐに実業団へ行っていることが現状です。
おそらくバレーボールでもそうなのでしょう。
大学で怠け癖がついて、実業団へ行っても、通用しない選手も数多くいます。

柔道は、実業団が少ないというのがひとつの理由でもあると思いますが、
大学へ行くケースが多いと思います。
その中で、大学で学業しながら、
世界でチャンピオンになる学生もいます。
卒業後にチャンピオンになる学生もいます。

柔道は、大学スポーツで、
世界に近いスポーツであるという想いを
もってこの大学に来ました。
生半可な思いで文武両道なんていうのは
達成できるものではありませんが、
やはり私はそこを追い求めていきたいと思います。

2011年11月25日金曜日

猫背を防ぐ!

こんにちは。アスレティックトレーナーの陰田です。
めっきり寒くなってきました。こんな時期は身体が縮こまって姿勢が悪くなったりしませんか?
入念なウォームアップや日ごろからのストレッチを心がけていくことを選手に呼びかけています。
私自身も猫背にならず胸をはってよい姿勢を維持できるように気をつけています。
そこで今日は私が毎日おこなっているストレッチを少し紹介させていただきます。
このストレッチをすると呼吸が深くでき、肩甲骨もしっかり動く気がしています。肩甲骨を動かして美しくなる!?なんて巷でも話題になっていませんか?
よかったらぜひ試してみてください。

①いすに座るか腰幅に足を開いて立ち、肘を張って手のひらを下向きにし胸の前にあてます。
②上半身を右に捻ります。

③止まったところ左ひじが真上にくるように右に体をたおしていきます。左の腰や脇腹をしっかりとストレッチします(20秒ぐらい)







④倒した体を元に戻します。
⑤上半身をさらに右に捻ります。(始めより深く動かせるようになっていると思います)
























⑥また止まったところで左ひじが上を向くように体を倒します。
③~⑤を繰り返します。3回ぐらい繰り返してみてください。
徐々に深く捻ることができるようになってくると思います。

左側も同じように行ないます。


肘が肩のラインまであがり、胸が開いたような感覚はありませんか?
私は毎日上半身が真横を向くことができるように続けています。

寒い日が続きますが、ストレッチをして猫背や肩こりを予防して元気にお過ごしください。

陰田

※これはあくまでも私の感想です。ストレッチをするときはくれぐれも無理をしないように気をつけて行ってください。

2011年11月19日土曜日

リーグ終盤戦

衣笠トレーニングコーチ、田口です。

男子サッカー部もリーグ終盤です。
本日で22試合中21試合が終了し、来週26日(土)が最終戦となります。

今日現在、11チーム8位でインカレ出場は無くなりました。しかし、厳しい状況の中で選手は下を向くことなく、日々の練習から声を出し、雰囲気も落とさずに頑張っています!

スポーツは結果が全てですが、チームスタッフとして過程を知ると厳しい状況時の方が成長も大きいと感じています。
特に4回生を見ていると、社会人になってから様々な壁にぶつかった時も諦めず、前向きに進んでくれると確信しています。

最終戦に向けて、悔いの残らないように、1年間の全てを出し尽くします!

関係者の皆様、いつもご声援ありがとうございます。

2011年11月18日金曜日

試合後の補食

おはようございます!! ラグビー部牧野です。
気温が急激に下がり、体調を崩されている人も多いと思いますが、1年間半袖、短パンで戦い抜いたあの小学生の日々をもう一度思い出してください!!

さて今回は、試合後のリカバリーについて、以前のブログでは衣服について書かせていただきましたが、今回は試合直後の補食についてです!!一般的に普段のトレーニングでも、終了後30分以内をゴールデンタイムといったりしていて、これは、成長ホルモンが一番分泌されている時間帯といわれています!!
この時間帯に、ガッツりとしたご飯を取れなくても、おにぎりやパンとプロテインなどの軽食であってもいいと思います!

では試合終了後でも同じ事で、試合終了後の補食の摂取は非常に重要なことです!

その中で今回ご紹介したいことは、どういったものをとるのかということですが、なかなか選手は補食の重要性をわかっていても、試合終了後はいろいろ考えることもあれば、シャワーに着替えにとすることが多く、ロッカールームも早く出ないといけないなど、あわただしくなったり、負けたときは何もてにつかず・・・・・といったことがあると思います!!しかし・・・・そういうときにこそといったものを紹介したいと思います!!

スペシャルドリンク

作り方
ジャグタンク・・・1 牛乳・・・4パック 冷凍ブルーベリー(果物なら可)・・・5パック程 プロテイン・・・適量? ハンドミキサー・・・1つ

 1、牛乳をいれて、ブルーベリーをいれて、ミキサーで粉々にします。
 2、プロテインを入れて、玉にならない程度に入れて、ミキサーで溶かします。

この1と2の動作を適量入れてはミキサーでとかすを繰り返せば完成です!!

これは、おいしい+プロテインと果物(炭水化物)等を一緒に取れるので、非常にいい一品だと思います!!
これだけではだめですが・・・・・・・・

勝利したときは全員で乾杯をし、負けたときは、一気飲みをして次に望む!!!

いかがでしょうか???

2011年11月16日水曜日

シーズン最終戦へ

アスレティックトレーナーの東です。

やっと関大にも勝てて、シーズン残すところ関学との1戦のみになりました。
これに勝てば全勝優勝。甲子園ボウルへの準備が始まります。

甲子園ボウルに付き物で、トレーナーが過敏になるのが、ドーピング検査。
選手への啓蒙もしてきたし、学生トレーナーが薬のチェックしたり、選手の状況調べてくれたりと準備は万全のはずなのですが・・・・・
こればっかりは検査結果が出るまでは心配なんです。
なんせ、「うっかりで」とか「親からのめって言われたので」とか「こんなものに入ってんの?!」とかで簡単に陽性反応が出ちゃうので、選手もトレーナーも気苦労が絶えないのです。

では、どんな薬に注意しなければならないのか?
滋養強壮ドリンクの中には禁止薬物の興奮剤が入った物があります。
花粉症の薬で多く処方される「セレスタミン」は禁止薬物です。
喘息用の吸入β2作用薬。日本は喘息の治療が進んでいて良い薬があるのですが、世界レベルでは、その薬が禁止としてみなされています。
風邪薬に入っているエフェドリンは興奮剤として禁止薬物です。・・・・などなど。

これを読んでる学生トレーナーやアスリートは気をつけて、安全にフェアにスポーツしてください。

2011年11月11日金曜日

トレーニング科学会

立命館大学スポーツ健康科学部の教授で、この研究会の創設者でもあります、伊坂忠夫先生がこの度、トレーニング科学会にて、「筋力トレーニングにおける機械要素 (粘性と弾性) の組み合わせ負荷とトレーニング効果の検証」の研究において大賞を受賞されました。 
私達にとっても非常に喜ばしいことですし、先生と一緒に活動できることを誇りに思います。

このブログの研究会とは別で、NS研究会というのもございます。それは定期的に最先端の研究の発表等をあらゆる講師の方をお招きして、無料で行われています。詳細は先生のホームページもございますので、拝見してみてください。

立命館大学が、トレーニング科学や、スポーツに関わる情報の発信地そして、そういった情報交換ができる場としていけるように、今後とも努力していきたいと思います。

この度は、本当におめでとうございます。
今後とも宜しく御願いします。

2011年11月2日水曜日

ご案内 ”トレーニングカンファレンス”

こんにちは。アスレティックトレーナーの陰田です。


来る12月と3月に立命館大学でトレーニングカンファレンスが開催されます。

講演予定のスポーツ健康科学部の後藤先生と栗原先生には以前当研究会にもお越しいただいたき、最新の研究現場からスポーツの現場に役立つ情報を提供していただきました。

今回も興味深いお話が聞けることと思います。

詳細につきましては以下のご案内に記載してあります、
立命館大学スポーツ健康科学部 伊坂研究室
までお問い合わせ下さい。


70回 トレーニングカンファレンス

テーマ:「最新のトレーングと測定データの活用」
会 期:2011年12月3日(土)  14:00-16:20
会 場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス 
インテグレーションコア1F アカデミックラウンジ
JR南草津駅下車  近江バス(約10分)にて,「立命館大学前」下車)
   教室は,少し分かりづらいので大学HPにて確認下さい. 

参加費:会員・学生(無料)  一般(500円)


司会・世話人: 伊坂 忠夫(立命館大学スポーツ健康科学部・教授
14:0515:05
「脂肪燃焼のための最新トレーニング」 
講師: 後藤一成(立命館大学スポーツ健康科学部・准教授)

15:1516:15
「身体情報に関するフィードバックのあり方 ~データの質と受け手の態度変化~」
講師: 栗原俊之(立命館大学スポーツ健康科学部・助手)

メッセージ:今回のカンファレンスは、持久性競技者にとってもまたダイエット、肥満予防にも関連する脂肪燃焼に関する最新の研究トピックスの紹介と、立命館大学スポーツ健康科学部で進めている研究で得た身体に関わる情報・データとそのデータフィードバックのあり方を検討した、データの活かし方とその伝え方についてのホットな話題を提供します。実践現場に近い方から、学生、院生、そして研究者にとってお魅力溢れる講演内容です。是非、ともご参加下さい。


問い合わせ先:〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学スポーツ健康科学部 伊坂研究室
TELFAX 077-561-2791
isaka@se.ritsumei.ac.jp


72回 トレーニングカンファレンス

テーマ:「トレーニング現場が求める栄養、心理サポート
会 期: 2012年3月10日(土)  14:00-16:20
会 場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス 
インテグレーションコア1F アカデミックラウンジ
JR南草津駅下車  近江バス(約10分)にて,「立命館大学前」下車)
   教室は,少し分かりづらいので大学HPにて確認下さい. 

参加費:会員・学生(無料)  一般(500円)


司会・世話人: 伊坂 忠夫(立命館大学スポーツ健康科学部・教授
14:0515:05
「心理の面から」 の話題提供
講師: 佐久間春夫(立命館大学スポーツ健康科学部・教授)

15:1516:15
「栄養の面から」の話題提供
講師: 海老久美子(立命館大学スポーツ健康科学部・教授)

メッセージ:競技力向上のためには、身体トレーニング、技術トレーニングのみならず、栄養、心理が非常に重要であることは広く認識されている。その一方で指導現場ではサポートスタッフの不足、知識不足などにより、充分にこの分野の研究成果が活かされているとは言い難いところもある。そこで、今回のカンファレンスでは、最新の研究成果を背景としながらも身近に実践できる栄養、心理のサポートについて話題提供していただきます。実践現場に近い方から、学生、院生、そして研究者にとってお魅力溢れる講演内容です。是非、ともご参加下さい。


問い合わせ先:〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学スポーツ健康科学部 伊坂研究室
TELFAX 077-561-2791
isaka@se.ritsumei.ac.jp
http://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/ 

2011年10月22日土曜日

データの見直し

湯浅です。

最近、夜の練習では肌寒さを感じるようになりました。
毎年、この時期になると「あぁ、秋季リーグ戦も佳境に入ってきたな」と感じます。

最近、過去の測定データを改めて見直しています。
なかなか面白い検証結果が出ているので、また何処かで発表出来ればと思っています。

もちろん、過去のトレーニングはその各年代で結果を出していますが、
我々に求められているのは常に過去を超越しなければならないという
高いハードルです。
今、検証しているデータではその辺りも正しく成果を上げている事が
証明出来ると思います。

これからも経験や勘で指導するのではなく、データに裏付けされたプロトコルで
計画的にトレーニング指導に取組んで行きたいと思っています。

2011年10月20日木曜日

お久ぶりです。

こんばんわ。立命館大学ラグビー部アスレティックトレーナーの松本です。
ラグビーワールドカップもいよいよ決勝を残すのみとなりました。対戦はくしくも予選リーグで日本に勝利したニュージーランドとフランスです。NZはケガ人も続出しているなかでの決勝進出なのでさすがだなという感じです。いずれにせよ、決勝戦らしい熱く素晴らしい試合を期待します。

関西ラグビーリーグも3試合を終了し、中盤戦に入りました。今週末の試合は立命館大学にとって、負けられない試合です。ケガ人も多く出ている状態ですが、NZのようにチーム一丸となり勝利したいです。JSportでのテレビ放送もありますが、是非グランドに見にきてください。

さて、話は変わって24日の月曜日に立命館大学出身のATC(アスレティックトレーナー)である、山本麻夕美さんの凱旋講演があります。彼女は現在Cirque du Soleilに所属し”Corteo”でフルタイムで勤務しています。年間を通し、アメリカ、カナダ、ロシアやヨーロッパなどを周り、劇団員のケアをしています。今回のテーマも「スーツケース4個で放浪中のATCと語ろう」なっており、面白い話を聞けると思います。トレーナーに興味のある方でもない方でも楽しめと思うので、是非参加してみてください。

松本

詳細
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期 日:       2011年10月24日(月)16:3017:30
場 所:       立命館大学・びわこくさつキャンパス
                インテグレーションコア 1F RecOスタジオ
参加費:       無料
話題提供者:  山本麻夕美,ATC
テーマ:     「スーツケース4個で放浪中のATCと語ろう」

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2011年10月11日火曜日

柔道部 全日本学生体重別選手権大会

女子柔道部担当の柳田です。
10月8日、9日と日本武道館にて、全日本学生の個人戦が行われました。
女子選手7名が出場しました。

-78kg級にて、4回生の只野真梨枝が見事優勝を果しました。
1回戦から厳しい相手との闘いでありましたが、
1戦1戦自分の柔道を貫き、優勝をものにしました。

-70kg級では、前年度チャンピオンの大野陽子が3位という結果に終わりました。

個人戦は難しいもので、よかった選手もいれば力を出し切れずに終ってしまう選手もいます。
関西で行われた個人戦においても複雑な心境でありました。

関西・全日本を終えて、改めて減量ということを考えさせられました。
走ることを習慣にしている選手は強いなということが実感です。

いくらウエイトトレーニングを積み重ねていても、ラントレーニングを積み重ねていても、
試合当日は普段と違う体重で臨む選手がほとんどですから、
その1kg、2kgの減量の仕方で大きくパフォーマンスの発揮の違いが現れます。
そして普段の体重がどれくらいかでも違いがでます。

一人一人にあった減量プランを選手とともに構築していくことが
SCの役割でもあると思います。

その手段のひとつとして、びわこのキャンパスより、エコー(超音波)を借りてきました。
皮脂厚、筋厚を各部位で測り、トレーニングの目的にあった、
変化が出ているか、体脂肪量、筋量などをみていきます。
選手は興味をもつと思いますし、
これからのコンディショニングの一助となると思っています。

ただ測定方法がかなり難しいですね・・。

2011年10月5日水曜日

秋バージョン!!

ブログ秋バージョンにデザインチェンジしました!!
もっといろいろな人に見てもらえるようにしていきたいと思います!!

2011年9月29日木曜日

関西学生女子駅伝

こんにちは。
女子陸上部アスレティックトレーナーの陰田です。


先週末から駅伝シーズンがスタートしました。

女子陸上部長距離パートは約一ヶ月半の夏休み中に4回合宿を行ない、私も滋賀に戻っている日数のほうが少なかったです。
24日に関西学生女子駅伝があり、佛教大学に次いで2位という結果でした。

立命館大学Aと立命館大学Bの2チームが参加し、オープン参加のBチームが3位でしたのでチーム内で多くの選手が力をつけてきたと思います。

10月23日の全日本大学駅伝では優勝できるように、私もサポートを頑張っていきたいと思います。

2011年9月24日土曜日

ウエアーーー

ラグビー部牧野です!!
ラグビー関西Aリーグが明日から開幕です!
今まで行ってきた物を存分に発揮してもらいたいと思います。

公式戦が始まるといかに疲労を抜くかということが必要になる中で、試合終了直後から次の試合の準備が始まるといってもいいぐらい重要になってきます。

多くのラグビー部では、終了後軽く走ったり、歩いたりしてから、ストレッチや水分補給もしくは、リカバリーゼりーなどを補給し、その後ロッカーに戻り、軽食の摂取、アイスバスなどを行います。
これらはどのチームも行っているのではないかと思います。

今回はコンプレッションウエアー(スキンズなど)の着用に関して、以前いたチームでは、選手から寝るときにも着用することで、疲労が軽減するというものなんですが、締め付けられている状態では眠れない・・汗が止まらない・・・などのことがあり、精神的にきついという選手がいたのですが、それでも疲労が軽減するのかなと思っていました。
今回はそれと逆に・・・・

VENEX(べネクス)リカバリーウエアというのがあり、これは締め付けることなく、着用することで運動後の筋肉の急激な冷えを防ぐだけではなく、疲労のもととなる乳酸の減少や、筋肉の緊張をほぐすといったリカバリー能力が十分に発揮されるみたいで、まだこれを着用したことがないのでもし着用された方がいれば、コメントを書いてください!

2011年9月22日木曜日

Football Season Starts

アメフトのシーズンがスタートしました。
アスレティックトレーナーの東です。
僕らの学生トレーナー時代は、シーズンが始まると一段落つけるので、開幕してくれると嬉しかった思い出があります。
フットボールシーズンが始まるまでは、大学の授業も始まっていない上、すべての選手の練習参加前健康診断(通称、フィジカル)をしなくてはならなかったので、朝6時~夜10時ぐらいの2部練習+αの日々(通称ツー・ア・デイズ)が続いたものでした。
そんなんで、授業始まって、シーズン始まると一回ほっとできたんです。(ほんの一瞬ですが・・・)
しかし、アメリカ大学スポーツにおいてフットボールの位置づけは、すべての他のクラブに優先するところがあり、コーチ陣のトレーナー陣に対する要求も高いし、怪我の発生多いので、スタッフATCを含め学生トレーナーも可能な限り総動員されるのです。(だから一瞬しか気が抜けないんです)

だから私を含め、ほとんどの学生トレーナー達がフットボールを通じて、スタッフATCの横で仕事を覚え、授業で学んだ知識を現場で実際に試すことができました。
我々のその経験から、立命館大学アスレティックメディスン(通称RAM)では、学生トレーナーとしての最初のシーズンはアメフトかラグビーのコリジョン(衝突)スポーツについてもらってます。
(これらのスポーツにおいて、学生トレーナー無しでアスレティックトレーニングを行うことは、物理的に無理なのです。)
ここでのスタッフATCを通して学んだ「考える力」と「臨機応変な対応力」が、きっと将来トレーナーとして役に立つはずなので、学生トレーナーのみんなには頑張ってもらいたいものです。。

2011年9月19日月曜日

後期リーグ開幕!

衣笠トレーニングコーチ、田口です。

更新が滞っており、ご迷惑をおかけしました。

男子サッカー部は今週の23日(金)~後期リーグ戦が開幕します!

8月前半はフィジカル強化、中旬からは遠征で練習試合を多く組み、課題の改善や実戦での体力向上を図りました。

遠征は石川県、愛知県、静岡県と、計3回の遠征に帯同しました。どの遠征も大変厳しい暑さでしたが、日頃では対戦できない関東・北陸・東海地区の大学と対戦でき、それぞれ意義のある遠征だったと思います。


現在、男子サッカー部は約120名の選手が登録されていますが、関西学生サッカーリーグ1チーム(トップチーム、サテライト)とIリーグ登録の3チームでチーム編成されています。従って、公式戦、サテ戦、Iリーグ3試合の合計5チームが毎週白熱した試合をしています。


Iリーグ(Independence Leagu)は一昨日から開幕しており、登録3チーム中2チームが勝利し、1チームは残念ながら敗れてしまいました。しかし、まだまだこれからが勝負です!

多くの方々が試合会場へと足を運んでいただきまして、ありがとうございます。後期も引き続き、サッカー部へのご声援よろしくお願いいたします。

2011年9月14日水曜日

ラグビーワールドカップ

お久しぶりです!!牧野です!
今現在、ラグビーのワールドカップが開催されているのは皆さんご存知でしょうか??

なかなかメディアに取り上げられないので、知る人も少ないと思いますが、ラグビーファンの方々からすれば、興奮する日が続いていると思います。

日本は、今週16日に、オールブラックスの愛称で知られている、世界ランキング1位のニュージーランド代表と試合をします。
皆さん是非応援をしてください!!

2011年8月31日水曜日

シーズン目前

湯浅です。
暫く更新が滞ってしまいましたが、しっかり毎日練習はやっております。

アメリカンフットボール部は8月4日から11日まで、北海道のキロロリゾートにて
夏合宿を行いました。昨年は台風が直撃するなど思うように練習が出来なかったのですが、
今年は、毎日晴天が続きフルメニューを消化して、滋賀に帰ってきました。

また合宿中の食事が非常に充実していたお陰で、身体も更にスケールアップして
シーズンを迎えられます!まさに大地の恵みに感謝です。



さて、いよいよ2011シーズンが今週末より開幕致します。
初戦は龍谷大学とのゲームです。
昨年まではDiv2でしたが、アスリートが多く良いチームだと聞いています。
今年のチームスローガンはGet  over!
過去の自分やチームを全てにおいて超越するという思いが込められています。

選手一人ひとり(PANTHER)が、自分の力を100%出し切れるように
全力でサポートしていきたいと思います。

読者の皆さんも、是非スタジアムに足をお運び頂き感動を一緒に体験しましょう!
2011シーズン、ご声援宜しくお願い致します!!

2011年8月29日月曜日

夏合宿を終えて

みなさん、ご無沙汰しています。ラグビー部トレーナーの松本です。
ブログの更新が1か月近く滞ってしまい、すみません。

ラグビー部は8月8日から26日まで北海道の北見で合宿を行ってきました。
ラグビー以外ほとんどすることがない場所で、18日間選手とともにラグビーに集中してきました。
合宿序盤はとても暑く、本当に北海道かと思うほどの気候だったのが、中盤には雨が続き、終盤でようやく北海道らしくなってきたと思ったら、最後は半そででは寒いほどでした。今回はどんな天候になってもいいようにしっかり準備していったので、困ることはなかったですが、やはり長丁場の合宿は準備が大事ですね。

さて、合宿の中身のほうですが、初日にいきなり二人もけが人がでてしまい、いったい何人けが人がでてしまうのかとても心配でした。しかも、今回は例年よりもかなり試合の多い合宿で、このタイミングでの大けがはシーズンにかなり影響をだしてしまう可能性もあり、無事この合宿を乗り切れるのか不安でした。ただ、その後は若干けが人や病人は出たものの、シーズンに影響を与えるような大きなけがは出ず、無事に合宿を終えることができました。

また、今回の合宿中に長いリハビリを終え、復帰した選手が数名いました。いつもそうなのですが、復帰後初の試合はかなりどきどきします。「大丈夫かな」「テーピングもうすこしきつくまいておいたほうがよかったかな」ととても心配になり、試合が終わるまで不安は消えません。交代してやっとホッとします。でもけがをした選手が復帰し、元気に楽しくプレーしている姿を見ると胸が熱くなります。今回復帰した選手もこのまましっかりプレーしていけるよう、サポートしていきたいです。

今シーズンの開幕まで残り1か月を切りました。チーム目標である一戦必勝を達成できるよう、また、大きなけが人を出さずシーズンを終えることができるよう、しっかりチームをサポートしていこうと思います。今年の立命館大学ラグビー部の活躍を期待してください。


2011年7月28日木曜日

自主練習期間中

女子柔道部担当しています柳田です。
ただ今、テスト期間中により自主練習期間中です。
7月にフィールドテストと筋力測定を実施し、フィードバックを行って、解散となりました。
測定結果は、ほぼこちらの狙い通りの結果が出てくれました。
特に5月から脚のパワー発揮に重点をおいてトレーニングを積んできました。
パワー系の測定で、ダッシュのスピード・跳躍力そしてパワークリーンと伸びている選手が多かったです。
ミドルパワーの種目が伸びていないことが大変悔しいですね。

自主練習期間は、ウエイトの課題だけ出して、ランメニューの課題はこちらからは出さず、体重の管理は特に注意するようにとだけ促して解散しました。
本日、朝7時に学校へ行くと、複数名の選手がミドルランを実施。しっかり追い込んでいました。
ウエイトルームへ行っても、誰かがトレーニングを積んでいます。
8月は合宿で、ウエイトトレーニングは積むことが難しくなります。練習のない今だからこそ、ここぞとばかりに筋力アップです。

そしてこれからの合宿でどこまで皮を剥く事ができるのか!??
リカバリーの環境もしっかり整えて、8月の合宿を迎えたいと思います。
よしっ、明日はアイスバス用のプールを買いに行ってきます。

柳田

2011年7月23日土曜日

Ritsu研究会写真

こんにちは。遅くなりましたが第7回RitsumeikanAthletic研究会の写真です。
午前の学生の部でのミニセッションの様子です。足首捻挫のリハビリを学びました。

手前のグループはケガの評価の仕方について講義を受けているところです。

また、午後の部でRitsumeikanAthleticMedicine(通称RAM)に所属する学生トレーナーが今後の活動について決意表明をさせていただきました。(正装姿で並んでいるのが学生トレーナーたちです。)
新メンバー6名が加わり総勢8名になりました。アスレティックトレーナーとストレングスコーチのもと現場での実習&スポーツ医学の勉強を一緒にがんばっていきましょう!

今回もたくさんの方に参加していただき、ありがとうございました。
次回は来年2月の開催を予定しています。
またこちらのブログで案内させていただきますのでぜひご参加ください。
               
                                             陰田

2011年7月19日火曜日

第7回研究会のアンケートの質問への返答

第7回の学生の部において、様々な質疑応答があった中で、すべての質問にお答えすることができなかったので、今回アンケートに書いていただいた質問の中から最も多かった質問に関してして、両講師の方に各3つお答えいただきました。
それを下記に紹介します。

北條さんからの返答
1. ATCを目指したきっかけは?

東ATCの後輩にあたる男性が、私がアメフト部マネージャーをしていた高校でしばらく指導をしてくれました。その際にテーピングの巻き方やリハビリテーションの基本、アメリカの大学での学生生活などを教えて下さり、とても興味を持ったのがきっかけです。その後立命館大学に進学し、アメフト部学生トレーナーとして東ATCの指導を受ける過程でATCになりたいという気持ちが固まりました。専門知識・技術を持ってさまざまな角度から選手・チームをサポートし、そこから自分の喜びを得られる仕事だと思ったからです。

2. リハビリをアレンジする上で一番注意しなければならないことは?

安全を第一に考えること、です。リハビリテーションは起こってしまった障害に対して、再発予防を促すための運動療法です。リハビリ中に再発もしくは新たな障害を誘発してしまうことは避けなければなりません。それを防ぐためには、障害部位の状態(疼痛/腫脹の有無、怪我発生からの経過日数、健部との筋力バランス等)や選手の心理状態(モチベーション等)などを考慮した上で、少しずつ強度・難易度を上げていくことが重要です。

3. 氷水の中でのABCエクササイズについて触れましたが、実際には痛い状態で動かしても悪影響ではないか?

アイシングと運動を組み合わせて関節可動域を回復させるテクニックをクライオキネティックスと言います。患部の痛感神経をマヒさせて疼痛を和らげ(pain - muscle spasmサイクルを断ち切る)、適度な運動実施を可能にします。適度な運動によって以下の効果が期待できます。
①損傷を受けた組織に過度のストレスを与えることにより、不規則に並んだ繊維の配列を整える
②細胞液や血液を患部の毛細血管に集中させて酸素・栄養分を送り、治癒を即す
③関節を積極的に動かすことで、それがポンプの役割を果たし腫脹の減少を即す


オレゴン州立大学の学生トレーナーの上村友希さんからの返答
学生の部の発表・ワークショップでは、私自信うまく伝えられない部分もたくさんあり、疑問が残った部分もあると思います。 
が、少しでも、何かを得て、みなさんの今後の役に立てばと思います。
プレゼンの後に、みなさんから質問をたくさんいただいたので、いくつかお答えしようと思います。

Q1.なぜトレーナーになろうとしたのか、渡米しようとしたのか。留学に不安はなかったのか。
私は、ATCになろうという決意の前に渡米を決めたのが先でした。正直、「日本の大学にいきたくない」「受験勉強をしたくない」という安易な気持ちから、留学を考え始めました。英語はとても不得意科目で、特に好きでもなかったはずなので、今思えば大胆な決意だったと思います。そして、留学を決めた後に、アメリカで自分が何をしたいのか考え始めました。そのときに、元NFLピッツバーク・スティーラーズのATCの磯有子さんのことを知り、ATCという仕事にとても興味がわきました。私自身、小中高と運動部だったので、スポーツに関われる仕事として、勉強していくうちに、ATCの魅力にどっぷりつかってしまいました。不安はたくさんありました(日本の大学の交換留学でもないので、語学力が上がらずにアメリカ大学になかなか入れなかったらどうしようとか)

Q2.学生トレーナーをやっていて、大変なこと、やりがいのあること。
大変なことは、やはり毎日実習があるのに加え、普通に大学の授業があります。例えば、陸上のチームについているとき、朝早くからトレーニングームに行って(早朝練習のため)、昼間は授業、夕方はまたトレーニングルームに戻って(怪我をした選手のリハビリの手伝いなど)、夜にまた授業、その後は家での復習や課題をする、そして週末は試合などのカバーなど。本当に毎日が忙しく、週末に友達と遊んだりできないこともあります。
うれしいことは、選手が毎回の練習前のテーピングに「ゆうき(私の名前)がいい」と言って私を指名してくれたり、選手がリハビリを通して怪我を克服して感謝されたとき。1度だけ捻挫の評価をしてテーピングをしてあげた中学生の選手が(ほんの10分程度だったと思います)、1年後にたまたま再開し、「あの時は覚えている、ありがとう」と言われたときは、とてもうれしかったです。

Q3.学生トレーナーとしてやっておいたこほうがいいこと。
“学生トレーナーは資格をまだ持っていない”という弱みはありますが、資格を持っていない分、それをサポートしてくれる資格所有者が周りにいます。そこを言い方は悪いかもしれませんが、利用するつもりで、どんどん積極的に質問や自分自ら進んでやろう、としてみるのがいいと思います。後、私自身がいつもやっているのは、ヘルプの声がかかったら、いつでも進んでするです。例え自分の休みが無くなっても、週末の試合のカバーをしてほしい、といわれたら行くようにしています。本当に、現場実習を積めば積むほど、あらたな知識が身に付く世界だと思います。


長くなりましたが、ATCを目指している方、目指していない方も、1人でも多くのアスリートを助けるために、お互いに頑張りましょう。

北條さん、上村さん本当に丁寧な、返答有難うございました。今後とも研究会を宜しく御願いします。               
                                                       牧野


 

湿潤療法

“傷口は乾かさない“湿潤療法が常識になりつつあります。
専用のパッドがテレビコマーシャルで宣伝されてご存知のかたも多いかと思いますが、選手のケアで効果を実感しています。

長距離選手は雨の日の練習後など足裏にマメや水ぶくれができることがあります。そんな時少しでもはやく新しい皮膚をつくって痛みをなくし、練習を継続できるようにしていくことが求められるのですが傷口をカバーし続けておくほうが早く治ります。

よく使われるばんそうこうでは傷が乾燥してくるのですが、湿潤療法では防水フィルムなどで傷口が乾かないようにしておきます。

傷口の大きさにもよりますが、☆うまくいけば☆3日ぐらいで痛みがなくなるまで新しい皮膚ができてきます。

ただ、☆うまくいけば☆にもあるように傷口が化膿してこないように細心の注意を払う必要があります。

受傷後すぐに傷口をしっかり洗浄してばい菌を取り払うこと、治療中も菌が入ったり汗をかいたりしないようにすること。
乾燥しない=ばい菌の繁殖にもよい環境なので場合によっては悪化させてしまいます。

しっかりと方法を守れば今のところ効果は覿面です。

陰田

2011年7月18日月曜日

第7回Ritsumeikan Athletic 研究会

第7回Ritsumeikan Athletic 研究会に御越しくださった皆様、講師の方々、お疲れ様でした。
皆様の協力のおかげで、第7回の研究会も無事に終了することができました。

今回の学生の部で、立命館大学出身、アメリカにてATCを取得して帰ってこられた北條さんのリハビリの実技指導は、学生トレーナーにとって非常に多くのことを学べたことだと思います。
また今現在アメリカにて、ATC取得に励んでいる上村さんにも同様に、怪我の評価の実技指導を行っていただき、同じ学生ということで、日本の学生は非常に、刺激になったことだと思います。

日本とアメリカの学生トレーナーの交流、他の大学、専門学校の学生トレーナーとの交流、研究をされている学生と学生トレーナーとの交流など、本当に良い研究会だったと思いました。

私達はこういった、様々な人たちと交流を持ち刺激を受け、勉強に励むという事のできる場を設けていくことが重要な事ではないかと改めて実感しました。
その中で人間としても大きく成長することができるのではないかと思います。

一般の部では、研究現場の最先端の研究と、現場での活動報告という形で行いました。
この一般の部の形式を行っていき、研究現場の方々と実際のトレーニング現場のコーチ陣、トレーナーとのコミュニケーションの場になり、今後この研究会から、新しいものができ、トレーニング、栄養、リハビリテーションなど選手を取り巻く、環境が少しでも良くなように、していけたらと思います。

これからも、協力のほど宜しく御願いします。 牧野

2011年7月11日月曜日

JATI近畿支部ワークショップ

全然更新できずに申し訳ございません。 日曜日に立命館大学にて開催しました、JATIの近畿支部のワークショップについてです。
JATIの理事で、東海大学の教授でもあります、有賀先生に御越しいただき、座学では戦略的思考に基づくトレーニング計画の立案と指導ということで、現場での監督、スキルコーチや、その他のスタッフとのコミュニケーションのとり方や、課題に対するトレーニングの持って行き方など、大変勉強になり、午後からは実技として、筋量増大を目的とした筋力トレーニングについてということで、指導のポイントやその部位の利かせ方など、意識するところを細かく教えていただきました。
非常に勉強になる事ばかりで、また第2弾をJATIの近畿支部の方で行うお話も頂いたので、今回用事等で来れなかった方も、次回は是非参加してください。

2011年6月29日水曜日

NATA@NOLA

全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)の第62回年次総会およびシンポジウムが6月19日から23日まで米国ルイジアナ州(LA)、ニューオーリンズ(NO)で開催されました。現地には前立命館アスレティックトレーナーや立命館OB/OGのATCが多数集結。旧交を温めてきました。
しかし、行った目的はみんなで集まる為ではなく、お勉強のため。我々ATCは3年間で75時間のお勉強を義務づけられています。できなかった場合は、資格の停止或は剥奪が待っております。そんなもったいないことはできないうえ、今年は20年ぶりの思い出の土地NOということもあり参加しました。
20年前、私はケイジャン料理の茹でたザリガニを食いたいが為、当時住んでいたニューメキシコ州アルバカーキより、彼女と二人でテントで野宿しながら車で3日かけて訪れました。そして今回は、うちの奥様と一緒にザリガニを山盛り食ってきました。旨かった。青春と懐かしい思い出の味がしました。
それはさておき、昼間はしっかり勉強してきましたよ。脳震盪や脳の障害についてのいくつかの講義に出てきました。毎年少なからず新しい事実が出てきます。知らずに仕事をしていると選手を危険にさらすことになるので、できる限りの知識を吸収してきました。興味をそそられたのは、アメリカンフットボール選手の自殺、鬱病、アルツハイマー病が、「人と当たる」という衝突スポーツに特有の行為と何かしらの関係があるのではないかという、亡くなったアメリカンフットボール選手の脳を研究しているお医者さんからの講義。亡くなった選手(NFLから高校生まで)の脳のほとんど同じところに程度の差はありますが、同じような損傷が見られました。怖いです。
そんな危険性のあるスポーツ選手のケアをしている以上、これからも気が抜けません。
今年ATCなった弟子たちに負けないように知識、技術を磨いて行きますので、応援よろしくお願い致します(笑)

2011年6月27日月曜日

前期最終節

男子サッカー部は昨日26日が前期最終節でした。
これで年間22試合の半分に当たる11試合を終了し、戦績は452引き分けで前期は8位となりました。しかし、Iリーグ(independence League)加盟の3チームは7月10日まで気を抜けないリーグ戦が続きます。



前期試合期の終了とともに、2日間かけて体力・形態測定(11項目)、フィールドテスト(7項目)、パワーマックス測定を実施します。目的はリーグ期間中の体力維持は出来ていたかを検証します。いずれにせよ夏のスタート時にはフィジカルトレーニングに取り組み、後期3ヶ月を乗り越えられる体力を獲得したいと思います。


試合会場まで足を運んでいただいた各関係者の皆様、誠にありがとうございました。
前期の結果をしっかり受け止め、7月・8月はスタッフ・選手が一丸となって課題に取り組み、9月の後節に向け最高の準備をし、厳しい状況でも決して諦めない強いチームに成長していきます。

2011年6月18日土曜日

第7回Ritsumeikan Athletic研究会のお知らせ

いつもブログをご覧頂き有難うございます。

今回は7月17日(学生の部10:00~12:30 一般の部13:30~17:30)に開催する、第7回Ritsumeikan Athletic 研究会のお知らせです!!

今年で4年目を迎えるRitsumeikanAthletic研究会ですが、これまでたくさんの方にご参加いただき本当にありがとうございました。
前回はJATO(日本アスレティックトレーナーズ機構)シンポジウムと併せて開催させていたただくなど、皆様のご理解とご協力のお陰で成長させていただいております。

学生の部は、立命館大学を卒業後、アメリカに渡りATCを取得された方の講演と実技を行います。
留学体験やどのような勉強をしてきたのかなど、学生トレーナーにとって、非常に興味深いものになると思います。

今回の活動報告は前年度大学日本一になりました立命館大学アメリカンフットボール部アスレティックトレーナー東伸介氏とストレングス&コンディショニングコーチ湯浅康弘氏です。立命館大学スポーツ科学研究科で低酸素トレーニングを研究されている森嶋琢真さんを迎え研究現場からの  
情報提供をしていただきます。「低酸素実験室」での実験などスポーツ科学の分野の研究の最先端におられ  
る方ならではのお話をうかがえると思います。

ご多忙中とは存じますが皆様のご参加をお待ちしております
恐れ入りますが、参加申し込みは7月14日までに頂きますようお願い致します。

ご質問等ございましたら、下記連絡先までお願いいたします。
 
 立命館大学グリーンフィールドクラブハウス
 担当:牧野 慎二
 TEL  : 077-561-3971
 mail : ritsumeikan.ar@gmail.com
  
 

2011年6月1日水曜日

Summer Training

こんにちは、湯浅です。

アメリカンフットボール部は、春季試合日程を先週で全て終了しました。
いよいよこれからの約1ヶ月半が地獄のSummer Trainingです。

オフシーズンのトレーニングは基礎作りに徹底するのですが、このSummer Trainingの期間は
より自分のポジションに特化した内容のトレーニングに取り組む事になります。
内容や強度、質、どれをとっても1年で一番過酷なトレーニングを要求されることになります。

また、精神的な強さ(Mental Toughness)を身に付けるにも最も適した時期とも言えます。
科学的エビデンスに基づいた素晴らしいトレーニングであっても、実施する側(選手)が
100%の力を出し切らなければ、負荷やセット、反復回数などのトレーニングプロトコルは
全く無意味になってしまうからです。

学生スポーツの場合、この取組む際の気持ち、いわゆるハートの部分がトレーニングの
成果を左右する鍵となるのではないでしょうか?
学業(授業やテスト)との両立、疲労やストレスなどから毎日ベストな状態でトレーニングや
練習に取組めるとは限りません。

しかし、試合の日はどうでしょうか?
どんなに調子やメンタルの状態が良くなくても待ってはくれません。
その時、自分が持っている全ての力を出し切らなければならないのです。

トレーニングを毎日ただ何も考えず「こなす」のではなく、常に毎日自分の100%を出し切る練習。
その様な意味も含んでいると理解させて、学生達には取組んでもらうつもりです。

2011年5月27日金曜日

脳震盪

みなさん、こんにちは。ラグビー部アスレティックトレーナーの松本です。
昨日、脳震盪のマネージメントに活用できるCogSportというソフトの説明を受けてきました。これはコンピュータを使って脳機能をテストするもので、脳震盪を起こした選手の認知機能のわずかな変化も検出できるようにデザインされているそうです。脳震盪はスポーツの現場(とりわけラグビー)ではよく起こるもので、マネージメントをするのがとても大変な傷害です。頭部の傷害なので、受傷後のケアやマネージメントを間違えば、死にいたることもあるとても恐ろしい傷害です。
脳震盪の場合は復帰させるタイミングも非常に難しく、自覚できる症状がなくなったから大丈夫というわけはありません。脳機能が正常になるまで回復するのを待って復帰させることが重要になります。僕自身も気ケアとマネージメントには気をつかっているのですが、脳機能を客観的に判断することが非常に難しい問題でした。ただ、このCogSportがあれば、ここの問題を解決することができます。また、客観的なデータとして出てくるので、選手やコーチにもフィードバックを与えやすく、なぜ練習を休まなければいけないのかを納得してもらうことができると思います。

今年度からオーストラリアのプロラグビーチームすべてにこのCogSport導入が義務付けられたそうです。選手やコーチからは意外と軽視されやすい(ラグビーではとくに)脳震盪。
「脳震盪だから大丈夫です」という言葉が選手から出ないようにしっかりと啓蒙していくことも大事になります。
最悪な事故が起こらないよう、また、選手が安全にプレーできるようしっかりと管理していこうと思います。そのためにも、立命館大学のCogSport早期導入を願っています。


話は変わって、先日買おうかどうかずっとっ迷っていた、解剖学書をついに買いました。僕の尊敬するトレーナーの友人も薦めていたのですが、すでにNetterの解剖学書(英語版)を持っていたのと、2万円という高価な額に腰が引けていたのですが、第2版が運動器系にしぼられて1万2千円を安価になっていたため、買う決心をしました。
内容も充実していますし説明もたくさんあり、なにより絵がとてもきれいなので、おすすめです。僕も毎日この本を眺めながら勉強しています。
これから解剖学を勉強しようという学生にもおすすめなので、是非一度手にとって眺めてください。大学の図書館にも置いてあったはずです(旧版かもしれませんが・・・)。

2011年5月18日水曜日

はじめまして

はじめまして。
今年度4月より衣笠キャンパスの
トレーニングコーチとして着任いたしました
柳田尚子です。

主に担当するクラブは女子柔道部となります。
これまで私はバスケットボール中心にサポートしていましたが、
柔道をチームでつくのは初挑戦です。

先日、着任して初の公式戦がありました。
「関西学生女子柔道優勝大会」(団体戦)
見事4連覇を果たしてくれました!

4回生にとっては、
1回生の時から続いている優勝という
プレッシャーがあったと思いますが、
期待通りの活躍を見せてくれました。

私も着任直後でしたので、
前任の方が培ってこられたものを、うまく発揮できるのかという
プレッシャーが正直のしかかっていました。

今やれるだけの準備をやって、
かつげるだけのゲンをかついで当日を迎えました。

選手からもらったミサンガを握っている手の汗が尋常じゃなかったです…。

終わってひとまず一安心しました。
来月は全日本学生です。


前任の方が、最後の活動日に選手に
「全員が卒業する時に立命館で
柔道やってよかったと思ってもらうことが私の願い」
ということを言っていました。
その言葉、引き継いでいけるよう精進していきます。

どうぞこれからよろしくお願いします。

2011年5月14日土曜日

☆エアロビ☆

少し前の話になりますが、女子陸上部でサッカーエアロビをしました。
練習の合間の時間で補強トレーニングをするのが恒例ですが、思考を変えて気分転換できるものを・・・と思いついたのが高校のサッカー部で雨の日練習におこなっていたエアロビです。

少し(?)昔の記憶なのでステップとかしっかり覚えているかなあと不安でしたが、もう当日になったらDJ KAORIの曲にのってノリノリで指導してしまいました!

やっぱりリズムに乗って踊るのは楽しいし、部員のみんなも満足してくれたようです。
それにしっかりと脚は動かすし、普段とは違った動きも取り入れられてよいコンディショニング効果もあったと思っています。

選手のケアにしてもリハビリにしても引き出しを多く持っていると現場に対応しやすいと感じます。もちろん高校の部活動で身に着けたので副産物みたいなものですが、目的をしっかり把握できたら状況に応じていろいろな方法を提案できるとよいと思います。
まさか高校時代のエアロビを社会人になってから活用する機会があるとは予想していなかったので、やはりどんな経験も無駄ではないなと思いました。

かげた ともよ

2011年5月6日金曜日

社会人と学生

牧野です!!

先日OB会にて、OBの方が現役大学生に講演をしてくれました。
その選手が言うに、社会人と大学生での違うところはという話の中で、社会人の選手は自分に必要なものは何か?今自分に足りないものは何なのか?ということをしっかりと理解しその中で、その改善策を行動に移し、継続できることだと言っていました。 
        (勘違いして欲しくないのは、学生でもそのようにできる選手はいます)
そして・・・
自分自身を理解している選手というのは、トレーニングコーチであったり、スキルコーチを、言い方は悪いですが、うまく活用しているということです。

こういった選手が話をしてきたときに
ストレングス&コンディショニングコーチとして、チーム全体のプログラム作成ではなく、個別で選手を見るときや、パーソナルで見るときには、自分の意見を押し付けるより、その選手とコミュニケーションをとりながら、その選手にとって最適のトレーニングプログラム作っていくことが必要だと思います。(これは私が思っていることだけですので・・・ブログが炎上しませんようにお願いします)

弟子たち

アスレティックトレーナーの東ATCです。
個人的な出来事で申し訳ないですが、うれしいので書きます。

私が立命館に来てから、それぞれ、立命館大学バスケット部(男子1名)とアメフト部(男子1名、女子1名)で、学生トレーナーをやっていた弟子たちが、全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)の資格認定委員会(通称:BOC)のテストに3人そろって一発合格しました。これで彼らも私と同じATCになりました。同業者になりました。
アメリカの大学の大変さや、第二言語で学ぶ辛さを私も経験しただけに、彼らの努力には頭が下がります。一人の男の子を除いては、一度社会人として(何の因果か二人とも製薬会社のMRしてました)働いて金を貯め渡米しました。一人の女の子はほとんどオールAで大学を卒業し、2人の男の子たちは去年の夏、それぞれ、NFLのスティーラーズとチャージャーズでインターンしてました。みんな本当に頑張りました。私の自慢です。

いつの日かまた昔みたいに一緒に働けたら良いなと思ってます。

ちなみにこれで7名の人間が立命館大学を卒業してATCになりました。
スポーツ健康科学部ができる前から、結構な人数のATCを輩出してます。

すごいですね。

2011年4月30日土曜日

シーズン開幕!

衣笠ストレングスコーチ田口です。

男子サッカー部のシーズンも49日に開幕しました。

昨日の試合は22の引き分けでした。現在4試合を終了して31引き分けです。
前節11試合、後節11試合の年間22試合の成績で順位を決定し、上位3校が全国大会へ出場します。

明日から1日、5日、8日と1週間で3試合というハードスケジュールです。従って、この時期はコンディション調整に重点が置かれます。3月まで衣笠キャンパスストレングスコーチをされていた山田さんのアドバイスもあり、疲労度をある程度客観的に知ることのできる尿検査を実施しました。今後は関西選手権や全国大会といったトーナメント戦の1410日前に実施して、試合前のフィジカル量の指針にしたいと思います。

また、今シーズンは4回生が中心となり、試合の応援に力を入れています。度々、チアリーディング部も駆けつけてくれており、とてもありがたいことです。

これから先、長いシーズンになるので良いときもそうでないときもあると思います。厳しい状況でも諦めない強いチームに成長していくことを切に願っています。

2011年4月28日木曜日

日本トレーニング指導者協会 ワークショップ

お久しぶりです!!牧野です!!
滋賀の天気が1日にここまで変化するかというほど、山の天気は変わりやすい並みの変わり方です!! 雷・・晴れ・・雨・・晴れ・・雷・・・雨・・・晴れが2時間おきに・・・・

先日、日本トレーニング指導者協会・近畿支部のワークショップに行ってきました。
現在全日本女子バレーボールで、ストレングスコーチをされている甲谷洋祐さんを講師に、講義と実技の両方という充実した内容で、本当にわかりやすく、為になる講義でした。

今回の講義の内容をブログで伝えたいのではなく・・・・・・学生の方々へのメッセージとして
学生のときからこういったセミナーにどんどん参加し、いろいろな人と情報交換をし、知識を増やしていく事をお勧めします!!

2011年4月15日金曜日

春、新入生。

この度の東日本大震災により、被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心より祈念致します。
 
湯浅です。
春といえば新学期、そして新入生を迎える季節となりました。
希望にあふれた気持ちで一杯だと思いますが、将来のビジョンを見据えて
地に足をしっかりとつけ、実りある学生生活を送って下さい。

例年の如く、アメリカンフットボール部にも体験入部の学生達が見学、練習参加しています。
練習参加といっても、受験勉強で鈍った身体を動かす程度の軽度の内容ですが、
熱心に汗を流しています。

また、スタッフ希望で参加している学生も多く、こちらも熱心に質問などをしているようです。
先程も触れましたが、大学生活は自分で将来のどのような人間になりたいか?
行動すべきか?を見出す期間だと思います。

スポーツに限らず、課外活動を通じて、自分自身を客観的に捕らえる力、集団の中での
役割や行動、実践力などを身につけ、「立命館大学を選んで良かった」と卒業の時に
思えるような学生生活を送って下さい。

また、トレーニング指導者やアスレティックトレーナーの興味を持っている方は、
何かアドバイスが出来るかもしれませんので、一度BKCグリーンフィールドを訪ねて下さい。
                                       

2011年4月13日水曜日

新入生

みなさん、こんにちは。ラグビー部アスレティックトレーナーの松本です。
4月になり我がラグビー部にも新入生が入ってきました。今年は29名もの選手が高い志をもって入ってきてくれました。ラグビー部全体としても部員数が100名弱になりました。
新入生が入ってきていつも思うことは、4年間大きな怪我なく思う存分ラグビーをやってほしいということ。そのためにも今の時期にしっかり選手の体の状態を把握し、今までに受傷した経験のある部位や、そのほかにも問題がある場所を見つけ、今のうちにしっかりとケア・補強しておくことが大事になります。そのために、今の時期には新入生のメディカルチェックを行っています。
先日新入生全部員のメディカルチェックを終了し、やはり問題をもっている選手も少なくありませんでした。体のメンテナンスは日々行う必要があり、かなり地道な作業です。必要性を認識し、慣れてしまえば、それほど苦にならず続けることができるのですが、選手にそこまで意識をしてもらうためには、最初のうちにしっかりと教育する必要があります。
今のうちに選手にケアの重要性を認識してもらい、日々のルーティーンとして体のケアを当たり前のように実施できるようになってもらいたいです。

なお、新入部員はたくさん入ったのですが、スタッフはあまり入っていません。ラグビー部は学生スタッフ(トレーナー・マネージャー・アナライジング)を募集しています。興味がある人は是非練習を見に来てください。お待ちしてます。

2011年4月4日月曜日

新年度

4月になり、大学も新しい年が始まりました。
わたしの担当する各部活にも新メンバーが入ってきています。
この時期に故障する選手も少なくないので、基礎体力レベルや新生活への適応などにも気を配るようにしています。
例えば足が痛いと相談に来た学生によくよく話を聞いてみると、きちんと睡眠をとれていなくて体力が落ちてしまっていたということもあります。
練習後すぐにお風呂に入り、布団に入る頃には体が冷えていた選手が寝る前に足湯をするようにしたらコンディションがよくなったケースもありました。
高校生から大学生になり、体のケアの仕方も学んでもらえるようにと思っています。
新入生をみて気づくのは上級生の体の強さです。3月までずっと見ていてまだまだと思っていましたが、少しずつ成長しているのだと感じました。
中にいると見えないものもあるのだと、反省し・・・でもやっぱりもっと上を目指そうと思っています。ただ、自分はどうなのかと問いかけます。
今年からは学生よりも立命館の先輩になりました。
がんばります。

かげた ともよ