2010年12月31日金曜日

大晦日2010

東です。

年の瀬も押し迫り、というか、もう大晦日です。
みなさんの一年はどうでしたか?

私はこの雪の中、まだ仕事してます。明日も仕事。明後日も仕事。そして明々後日も仕事です。
トレーナーとしての私の正月は1月4日からなのです。
アメリカンフットボールに着いているトレーナーの宿命です。
正月が無いということは勝ち続けている証なのです。
私が98年に立命館に来てから、99、03、04、05、09、11年と大晦日元旦関係なく仕事できてます。
トレーナー冥利につきます。こんな強いチームでトレーナーができることに感謝です。

しかし、これが毎年続いてしまったらと考えると・・・・
いつかは自分が燃えついてしまうだろうし、
そんなフットボールリーグはきっと面白くないだろうなと考えてしまいます。

なんにつけても「中庸」、「バランス」は大事です。
偏った考え、偏った生活、偏ったトレーニングはいつか破綻をきたします。

皆さんも「バランス」に気をつけて、来年も頑張って下さい。

2010年12月29日水曜日

インカレ報告と自主トレ期


衣笠ストレングスコーチの田口です。

少し前の話になりますが、1218日(土)に男子サッカー部の全日本大学選手権大会(インカレ)の1回戦が神奈川県平塚市で開催されました。
試合結果は1回戦で敗退となり、非常に残念な結果となりましたが、選手は堂々と立派にプレーしていたと確信しています。
チームをまとめ、行動や言葉でチームを引っ張ってくれた4回生に感謝しており、今年度のチームスローガンでもある“勝つために”と“結束力”という目標は達成できたと感じています。

これで今季は終了となり、1月末日までの約40日間、自主トレ期となります。
全体練習日も3日ほど予定していますが、基本的には選手の自己管理能力が問われます。
2月の準備・強化期に向けて、この期間の過ごし方がスタートを左右し、シーズンを左右する重要な期間でもあります。

選手には具体的な準備期のプログラム(代謝系、ストレングス系)を渡してあります。
3回の有酸素運動と週3回のウエイトトレーニングは最低限実施する必要があります。

ゆっくり過ごしているだけでは、罪悪感と不安感できっと休んでいても楽しくないでしょう。
きっと選手は2日間もすればきっと焦りや危機感が募り、しっかり体を動かして準備してくれると思います。(自身も何とか選手に出したプログラムをこの1週間実施しました。年末年始は厳しそうでが・・・。)

それでは今年も後僅かとなりました。皆様、良いお年をお過ごし下さい。

2010年12月27日月曜日

積み重ねることの大切さ

ストレングスコーチの湯浅です。

先日アメリカンフットボール部が、甲子園ボウルにおいて優勝する事が出来ました。
1月3日のライスボウルに向けて年末年始返上で練習をしています。

振り返ると、昨シーズン負けて3日後にはトレーニングをスタートしていたと記憶していますが、
とにかく、この1年良くトレーニングに取組んでくれたという思いです。
やはり、見えないところの努力や積み重ねがしっかり出来る選手は、
プレーにおいても信頼されますし、怪我をしにくい傾向があります。

選手はもちろん、コーチ陣も悔しい思いをした1年だったので「原点回帰」の意味では、
新生アメリカンフットボール部スタートの1年でした。
もちろん、永続的に勝つことはとても難しい事ですが、私個人的には、挑戦するレベルが
高いほどチャレンジ意欲を掻き立てられますし、きっとチャレンジした事がその後の人生を
豊かにしてくれると考えています。

来年に向けて既にトレーニングの準備作業に入っていますが、
現時点ではっきり修正課題も分かっているので、来年彼らがどれだけ変化してくれるか?
今からトレーニング期に向けて楽しみで仕方がありません。

昨年以上にビッシビシと追い込みたいと思います。

2010年12月24日金曜日

セミナーに行ってきました。

こんにちは。ラグビー部トレーナーの松本です。

私たちATCは3年間で75クレジット(1時間の講習が1クレジット)の講習が義務付けられていて、これをしないと資格を維持することができません。スポーツ科学・スポーツ医療の世界は日々進歩していて、常に最新の情報を収集し、現場へ還元していくことが私たちの大事な仕事であり、それをできないトレーナーはこの業界では生き残っていけないということだと思います。
ちなみに今年の12月31日が僕のクレジットの報告期限なんですが、12月初旬の時点ではクレジットが足りておらず、先週末にセミナーに行き、一昨日ようやく75クレジットを集め終わり、昨日提出をしました。これであと3年は資格が保持できることになり、年越しを前に一安心しているところです。

ただ、セミナーに出て、やはりまだまだ勉強が足りないなということ実感してきました。今回のセミナーは肩関節や股関節の講習から、足の話、コンディションの話など多岐にわたって行われましたし、講習された方も、ドクターもいれば、アメリカで活躍しているATC、ヨーロッパで活躍しているフィジカルコーチなど様々でした。ものすごく復習になったものや、今まで知らなかった情報などを得ることでき、またたくさんの新しい出会いがあって、とても有意義な時間でした。

こういったセミナーに参加して、同じ業界で働いている方々に会うと、すごくいい刺激ももらえて、僕ももっともっと努力してたくさんのことを学び、現場に還元したいと強く思うことができます。また、これからこの業界にはいってがんばりたいと目を輝かせている若者に会うと、昔の自分を思いだして、トレーナーを志した時の意欲と情熱を思いだします。
やはりこういったたくさんの刺激をもらえることは大事なんだなと実感しました。なかなか時間とお金に余裕がないので、たくさん参加することはできないですが、積極的に参加し、多くのことを学び、たくさんの人に出会い、いろいろな刺激をもらいたいです。

で、3人続けての宣伝になってしましますが、来年3月に立命館大学でJATOのシンポジウムを開催します。お金と時間い余裕があれば是非参加しにきてください。たくさんのすばらしい情報と新しい仲間に出会えると思います。僕自身もたくさんの人にあって、お互い切磋琢磨して、この業界を盛り上げていきたいと考えています。会場でお会いできるのを楽しみにしています。

それでは、素敵なクリスマスをお過ごしください。

2010年12月22日水曜日

トレーニング科学会

こんにちは。
もうすぐ2010年も終わりますね。
今年1年、みなさんにとってはどのような年でしたか?

私は、1年に1回は学会発表をするのを自分自身のノルマにしています。
伊坂先生にご指導頂き、今年は第23回トレーニング科学会大会でポスター発表をしてきました。
なんとかノルマを達成し、すっきりして年を越せそうです。

研究活動は、環境が整えば続けたいなーと思っています。
研究成果をあげたい!というよりは、
発表された研究成果を読み解く力を持っていたいと思います。
その信頼性、妥当性を自分で評価できる目を持っていたいというのが本音です。
そうするには自分がやってみて実情を知っておくのが一番かなーと。

今回は仕事の都合で2日目だけの参加でしたが、刺激を受けて帰ってきました。
現場で行われるトレーニングについて、両方からの目でみれるようになれば
そこに可能性がいっぱいつまっているかもなぁと感じる機会になりました。

陰田さんの日記にあったようにJATOのシンポジウムも立命館大学で開催されますね。
Ritsumeikan Athletic研究会での活動報告も
プロで活動されている方々の現場で蓄積してきたノウハウがびっしり詰まってますから
一般化、標準化されない、生きた現場からの情報として
いつか形にでき、活用されるようになればと期待しています。

ただ・・・・
年末になると色んな学会の大会や、カンファレンスなどが多くあるので
普段使わない頭が焼けそうになります。学会終ってから発熱しました。
あきませんね、普段から頭使うように心がけないと・・・



日本トレーニング科学会 http://trainings.jp/


山田

2010年12月21日火曜日

JATOシンポジウム2011

こんにちは。陰田です。
もうすぐクリスマスですね。先日陸上部が練習で使用しているクインスタジアムにもイルミネーションがお目見えしました!(クリスマスにむけてなのかは不明です。。。)

さて、私はもともとメールをたくさんする習慣がないのですがここ最近メールの量が一気に増えました。PCメールも携帯に転送しているので、携帯もひっきりなしに鳴ります。まさに憧れのキャリアウーマンなみです。でもそのほとんどは委員をしているJATOシンポジウム2011の準備についての連絡です。

JATO(ジャパン・アスレティックトレーナーズ機構)は米国でATCを取得した日本人が立ち上げた日本のアスレティックトレーナーの団体で毎年2日間にわたるシンポジウム(セミナーやワークショップがある勉強会のようなもの)を開催しています。
立命館大学に所属するATC三人も所属(東HTRは副会長です!)していますが、ナント来年3月にこのシンポジウムを立命館大学で開催することになりました。

講師も大学の先生を中心に招きまさに立命館とJATOのコラボレーションで、私たち三人も委員として準備をしています。私は今まで参加者としてしか携わったことがなかったので、裏方の仕事初体験で色々勉強させてもらっています。

当日は私が毎日仕事をしている部屋の前にあるレスリング場や陸上部でもよく利用しているミーティングルームでセミナーを開くことになっています。
アットホームな雰囲気になるかと思いますが参加者の皆さんと実りのあるシンポジウムにしたいと願っています。

JATOシンポジウム2011JATO会員に限らずご参加いただけます。(学生さんも大歓迎です)
興味のある方はぜひお越しください!!
詳細はこちらです。

それでは2010年も残りわずかとなりましたが、寒さに負けぬようお体に気をつけてお過ごし下さい。

☆☆☆メリークリスマス☆☆☆

2010年12月15日水曜日

JATI 近畿支部ワークショップ

日本トレーニング指導書協会の近畿支部のワークショップに行ってきました牧野です!!
今回の講師の方は、R-Body project 代表の鈴木岳さんで、内容はファンクショナルトレーニング
についてでした!!

ファンクショナルトレーニングとは、いろいろな体位のなかで、動き一つ一つをいかに連動させて、適切なタイミングで、適切な強度で、加速したり、減速したりすることや、それを自重でおこなったり、チューブを使ったり、ダンベルを持ったりして行うトレーニングで、いかに自分の身体をコントロールすることができるかということを意識したトレーニングで、これだけを読んだ人は、普段の皆さんが指導したり行ったりしているトレーニングと同じでは。。。と思った人もいると思います。

そこで、必要なことは・・・・・・・・・・いかに指導者として、その人の動きを見れるかという事や、それをいかに改善するような指導ができるか!!!指導する側の人も見本を見せれるかということが大切になってくるということを実感しました!!

皆様も日本トレーニング指導者協会のセミナーやワークショップにぜひ参加をしてみてください!!
http://www.jati.jp/  
ファンクショナルトレーニングの本もでているので、興味のある人は呼んでみてください!!!

このワークショップの中には、ファンクショナルトレーニングの強度を上げたり、効果を促せるような器具(パワープレート)などの紹介もあったんですがこれについてはまた後日書かせてもらいます!

2010年12月14日火曜日

更新してきました。

先日AED/CPRの更新講習を5時間ほど受けてきた東です。
僕らATCは3年間で80時間のセミナー受講などを義務付けられてます。
ちょっと前まではその80時間のなかにCPRなども含まれていたのですが、
今では、CPR/AEDはATCとして常に更新しておくべき物として、単位認定はされません。
NATAはATCに、より高みを目指してもらいたいわけですね。

話をCPR/AEDに戻しますが、
また来年よりガイドラインが変わるそうです。
気道を確保して呼吸の確認の「見て、聞いて、感じて!」が省略になりました。
ついこの前、脈拍の確認がなくなったと思ったら・・・
できるだけ早く胸部圧迫を始める方向でガイドラインが変わっていくように思われます。

やはり常に新しい知識と技術を更新しなければ、おいていかれますね。

2010年12月13日月曜日

体力測定

こんにちは。田口です。

気がついたら1週間以上空けていました。すみません。

先日、男子サッカー部と男子柔道部の体力測定&フィールドテストを実施しました。

詳細は省略しますが、体力測定は体組成と周径囲、筋力測定を実施しています。フィールドテストはスピード、アジリティ、持久力を評価する測定項目とパワーマックスを使用した測定をしています。両運動部共に真剣に取り組んでいたようです。

男子柔道部の筋力測定後に、次回の測定は自分も加わりベンチ・スクワット・パワークリーンの3冠を狙うと宣言してしまいました。正直、3種目共にTOP3に入れば良いほうでしょう。
あまり良い声掛けではありませんが、競争することでトレーニングに対する意識が向上すればと思います。

次回の測定は3月に予定しています。自身のトレーニングはいまいひとつはかどりません。最近は熱心にトレーニングする選手を見ると焦ってきました。選手のモチベーションを下げる戦略を練ったほうが良さそうです。(笑)

2010年12月3日金曜日

原点に帰る

こんにちは、湯浅です。


もう2年ぐらいでしょうか、フィットネスクラブに通っています。
主にプールで泳ぐことを目的に通っているのですが、やはり気持ちが良いものですね。
仕事終わりに汗を沢山かくのは、精神衛生的にも非常に良い気がします。

少々気になるのが、毎日のように顔を合わせる利用者の中にサポーターやテーピングなどを
巻いてトレーニングやスタジオでレッスンしている人が意外に多いことです。
競技志向で取り組むことも目的としては間違ってはいないと思いますが、健康を害してまで
必死に取組んでいる姿を見ていると「・・・・・?」
もう少し、余裕を持って楽しみながら体を動かしても良いのでは?と。

運動することで健康維持やストレス発散になりますが、目的や方法を誤れば逆効果にもなります。
アスリートを指導する我々もそうですが、目的や方法を誤ればゴールには程遠い結果になります。

みなさんも、運動される際には自分が何を目的にやっているのか?
原点に帰ってみては如何でしょうか?

2010年12月2日木曜日

解剖生理学

こんにちは。ラグビー部トレーナーの松本です。

今回は、東さん(アメフト部トレーナー)と話をしているなかで、浮上してきたDSのソフトについて紹介したいと思います。その名もスバリ「解剖生理学DS タッチで広がる!人体の構造と機能」です。2011年1月に発売予定で第5弾になります。

このシリーズはなかなか面白いものがあって(僕自身はまだ持っていないんですが・・・)、たまに話が持ち上がるんですが、今回のこのシリーズはかなり興味があって、是非買おうと思っています。
3Dで人体を観察できたり、CTの画像なども診れるようなので、勉強するにはもってこいだと思います。(機能解剖学についても詳しく説明がしてあるとさらに良いですね。)

解剖学と生理学はこの業界で働くものにとっては基礎中の基礎。特に解剖学は基本であり、かつそれがすべてといっても言い過ぎではないと思っています。深く知れば知るほど自分たちの仕事の質が上がってきます。基本に立ち返って勉強してみてはどうでしょう。学生トレーナーにも勧めようと思ってます。

解剖生理学DS

ちなみに第4弾シリーズは「症候診断トレーニングDS できる!プライマリ・ケア やれる!アセスメント」でこれも面白いそうですね。
興味を持った方は是非ネット・書店で調べてみてください。ちなみに値段はちと高めです。