2011年7月19日火曜日

湿潤療法

“傷口は乾かさない“湿潤療法が常識になりつつあります。
専用のパッドがテレビコマーシャルで宣伝されてご存知のかたも多いかと思いますが、選手のケアで効果を実感しています。

長距離選手は雨の日の練習後など足裏にマメや水ぶくれができることがあります。そんな時少しでもはやく新しい皮膚をつくって痛みをなくし、練習を継続できるようにしていくことが求められるのですが傷口をカバーし続けておくほうが早く治ります。

よく使われるばんそうこうでは傷が乾燥してくるのですが、湿潤療法では防水フィルムなどで傷口が乾かないようにしておきます。

傷口の大きさにもよりますが、☆うまくいけば☆3日ぐらいで痛みがなくなるまで新しい皮膚ができてきます。

ただ、☆うまくいけば☆にもあるように傷口が化膿してこないように細心の注意を払う必要があります。

受傷後すぐに傷口をしっかり洗浄してばい菌を取り払うこと、治療中も菌が入ったり汗をかいたりしないようにすること。
乾燥しない=ばい菌の繁殖にもよい環境なので場合によっては悪化させてしまいます。

しっかりと方法を守れば今のところ効果は覿面です。

陰田

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